イラン、米国の交戦終結案を継続精査―仲介経由で回答も最終判断は保留

イラン、米国の交戦終結案を継続精査―仲介経由で回答も最終判断は保留

イラン国営テレビはこの日、イラン当局者の話として、米国が提示した交戦終結案については一度検討したものの、その条件は過度だと受け止められていると報じています。また、トランプ大統領に終結の時期を決められる考えはなく、自国の条件が満たされ、かつ自ら選んだ時期でなければ終結には応じない立場だと伝えられています。一方で、米国の提案をなお精査しているとするイラン高官の見解とは食い違いも見られます。

こうした中、パキスタンの治安当局関係者によれば、イラン外相と接触は続いているものの、正式な回答はまだ届いていないとのことです。さらに別のパキスタン関係者は、イラン側が近く回答すると伝えてきたと説明しつつ、報道で「拒否」とされている内容についても、正式な通知は受けていないと述べています。そのうえで、通信面の問題が大きな課題になっているとしています。

イラン側の当局者は、米国からの提案を受け取ったことは認めています。そのうえで、今後協議が進む場合には、開催地としてパキスタンまたはトルコが候補になる可能性があるとしています。

また、公の場ではイラン当局が米国との交渉の可能性を否定し、強い非難を繰り返している状況ではありますが、正式な回答が遅れていることから、一部では提案内容の検討が続いている可能性も指摘されています。

トランプ米政権が示した15項目の交戦終結計画については、当初こそ否定的な反応が示されていましたが、依然として精査が続いていることが明らかになっています。さらに、仲介役を担うパキスタンを通じて回答が伝えられる見通しであり、現時点では完全に拒否されたわけではないことも示唆されています。