私の予想
現時点で私なら、こう予想します。
Aパターン
| 項目 | 私の予想 | 市場予想 |
|---|---|---|
| 売上高 | 930~950億ドル | 約921億ドル |
| EPS(調整後) | 2.12~2.18ドル | 約2.09ドル |
| データセンター | 860~880億ドル程度 | 約857億ドル |
| 粗利益率 | 74.5~75.2%程度 | 会社予想75.0%前後 |
| 次四半期売上高見通し | 980~1,020億ドル | ここが最大の焦点 |
Bパターン
| 項目 | 私のレンジ予想(中央値) |
|---|---|
| 売上高(四半期) | $22.5B(レンジ $20.0B–$25.0B) |
| 調整後EPS(GAAP/非GAAP差は会社発表に依存) | $3.40(レンジ $2.80–$3.90) |
| 売上成長率(YoY) | +30%(レンジ +10%–+45%) |
| 粗利率 | ~66%(レンジ 62%–69%) |
| 会社ガイダンス(次四半期) | 売上は横ばい〜やや増加を示唆する可能性($21B–$24B) |
市場予想は売上高約921億ドル、調整後EPS約2.09ドルあたりまで上がっています。つまり、「普通に予想を上回る」だけでは株価が大きく上昇しにくいと私は考えています。
私が一番注目しているのは「次四半期ガイダンス」
実は今回、決算数字そのものよりこちらです。
NVIDIAは前回、
Q2売上高:910億ドル ±2%
を会社予想として提示しています。しかも、この数字には中国向けデータセンター・コンピューティング売上を織り込んでいません。
そしてQ1は、
売上高816億ドル
前年比+85%
でした。
データセンターだけを見ると、
752億ドル
前年比+92%
です。
これは凄まじい数字です。
したがって今回、
910億ドル → 930~950億ドル
程度なら、私は十分あり得ると見ています。
そして、私が最も強気に見ている部分
Blackwellの本格的な収益化です。
NVIDIAのQ1データセンター売上は752億ドル。
さらにBlackwellは単なる「新製品」ではなく、AIデータセンターそのものの構築需要とセットになっています。
そしてNVIDIAはすでに次世代のVera Rubinプラットフォームを発表しています。
ここが非常に重要です。
通常なら、
Blackwellがピークアウト
↓
次の製品まで成長鈍化
という懸念が出ます。
しかしNVIDIAの場合、
Hopper
↓
Blackwell
↓
Rubin
という形で、AIインフラ投資そのものが世代交代しながら継続する可能性があります。
だから私は今回、
「Blackwellがどれだけ売れたか」以上に「Rubinについて経営陣が何を言うか」
を見ます。
ただし、株価については少し慎重です
ここが重要です。
私は、
「決算はかなり良い」
と予想しています。
しかし、
「だから決算後にNVDAが必ず上昇する」
とは考えていません。
むしろ、
決算内容 → 強気
株価反応 → 非常に難しい
というのが今回の特徴だと思います。
実際、市場ではNVIDIAが過去数回の決算で非常に強い数字を出してきたにもかかわらず、決算後の株価反応が鈍いことが意識されています。
現在はNVIDIAそのものだけではなく、
「AIブームは本当に今後も続くのか?」
というところまで市場の評価対象になっています。
私の「本命シナリオ」
私なら確率をこう置きます。
🟢 シナリオA:強烈な上振れ
45%
売上高
→ 930~950億ドル
EPS
→ 2.12~2.18ドル
さらに、
次四半期ガイダンスが1,000億ドル前後
まで出る。
これならかなり強いです。
この場合、
NVDAは決算直後に+7~12%程度
の上昇があっても不思議ではありません。
🟡 シナリオB:好決算だが「期待通り」
40%
売上高
→ 915~930億ドル
EPS
→ 2.08~2.12ドル
ガイダンスも市場予想付近。
この場合、
決算数字そのものは素晴らしいのに株価が横ばい、あるいは一度下落
という展開も十分あります。
私はこれをかなり警戒しています。
🔴 シナリオC:数字は良いがガイダンス失望
15%
売上高は900億ドル台後半。
しかし、
- 粗利益率低下
- Blackwellの供給制約
- Rubin移行に伴うコスト
- 中国関連
- AI投資の鈍化
- 次四半期ガイダンスが弱い
などが出る。
この場合は、
「決算は良かったのにNVDA暴落」
という非常に危険なパターンになります。
私の最終予想
現時点では、
NVIDIAの業績そのものは市場予想を上回る可能性が高い
と見ています。
そして私の中心値は、
売上高:約940億ドル
調整後EPS:約2.15ドル
です。
さらに重要なのが、
次四半期売上高ガイダンス:1,000億ドル前後
です。
ここまで出てくれば、私はかなり強気になります。
ただし、今回の本当の勝負は「決算」ではない
私はむしろ、
「AIインフラ投資が2027年以降も続くことをJensen Huangがどれだけ強く示せるか」
だと思っています。
NVIDIAは現在、AIデータセンター建設のためにApollo、BlackRock、Blackstone、Brookfield、Goldman Sachs、KKRなどと組み、5,000億ドル超の第三者資本を動員する構想まで進めています。
つまり今のNVIDIAは、単なる「GPUメーカー」ではなく、
AIインフラ投資サイクルそのものの中心
になっています。
だから今回の決算は、
「NVIDIAが儲かったか?」
ではなく、
「AIへの巨額投資はまだアクセルを踏み続けるのか?」
を見る決算だと私は考えています。
そして、ここが日経225先物を取引する上でも非常に重要です。
結論
私の現時点での8月27日 9:00~16:00の日経225先物の本命レンジは、
65,500円~67,500円
です。
そして、中心レンジをさらに絞るなら、
65,800円~67,200円
を想定します。
現時点で私が最も可能性が高いと考えているのは、
「NVIDIA好決算 → 27日の日経225先物はギャップアップ → 朝方に高値形成 → 一度押す → 後場に再上昇を試す」
というパターンです。
ただし、これはNVIDIAが「好決算+強いガイダンス」になった場合です。
まず現在の日経225の位置
8月21日の日経平均は66,016円。
一方、日経225先物は、
- 8月20日夜間:大きく下落
- 8月21日:65,230~66,462円
- 8月21日夜間終値:65,510円
- 8月21日CME円建て:65,915円
という動きでした。
つまり現在は、
66,000円を中心とした非常に不安定な位置
にあります。
しかも、8月18日には一時69,000円台まであったため、わずか数日でかなり大きな調整が入っています。
これは逆に言えば、
「NVIDIAが強烈な材料を出した場合、売り方の買い戻しが一気に入る余地がある」
ということです。
8月27日の最大ポイント
NVIDIAの決算発表は8月26日、米国市場引け後です。
つまり日本時間では、
8月27日早朝
に市場が本格的に反応します。
現在の市場予想は、
売上高:約920億ドル
EPS:約2.09ドル
付近です。
さらにオプション市場では、NVIDIA決算後に約6%程度の株価変動が意識されています。
したがって、
8月27日の日本市場は「NVIDIAの数字そのもの」より「市場予想との差」と「ガイダンス」で決まる
と考えます。
私の3シナリオ
🟢 A:NVIDIA強烈な上振れ
私の想定確率:45%
例えば、
売上高:930~950億ドル
EPS:2.12~2.18ドル
次四半期ガイダンス:1,000億ドル前後
という結果。
これは市場にとってかなり強い。
特に重要なのが、
「次の四半期もAI投資が減速しない」
というメッセージです。
現在の市場では、NVIDIAの決算そのものだけでなく、AI投資の持続性が非常に重要視されています。
この場合、私は8月27日を、
日経225先物:66,500~67,500円
中心と予想します。
さらに強烈な結果なら、
67,800~68,200円
までのオーバーシュートもあり得ます。
Aシナリオの値動き
私が想定する典型的な動きは、
8:45~9:00
66,500~67,000円付近で寄り付き
↓
9:00~10:00
一気に67,000円突破を試す
↓
10:00~11:30
利益確定売り
↓
11:30~13:30
66,500~66,800円程度まで押す
↓
14:00~15:30
再び67,000円台を試す
という形です。
つまり、
「寄り付き直後に高値をつけ、その後押す」
可能性をかなり警戒します。
NVIDIAが強いからといって、9時から一直線に上昇すると決めつけるのは危険です。
🟡 B:NVIDIAは好決算だが「ほぼ予想通り」
私の想定確率:40%
これは非常に重要です。
例えば、
売上高:915~930億ドル
EPS:2.08~2.12ドル
程度。
数字だけなら十分素晴らしい。
しかし市場予想もすでに非常に高い。
現在のコンセンサス自体が約918~921億ドルです。
そのため、
「良い決算だった」
だけでは買いが続かない可能性があります。
この場合、
65,300~66,800円
を中心レンジと予想します。
そして、このケースではかなり嫌らしい値動きになるでしょう。
Bシナリオの典型
私なら、
9:00
66,300~66,700円
↓
9:30
66,700円突破
↓
10:00
買いが続かない
↓
11:00
66,000円割れ
↓
13:00
65,700~65,900円
↓
14:00以降
再び66,000円台
という動きを警戒します。
つまり、
「好決算なのに上がらない」
という相場です。
これはデイトレーダーにとってかなり難しい相場になります。
🔴 C:NVIDIA失望
私の想定確率:15%
例えば、
- 売上高が市場予想程度
- EPSも予想程度
- ガイダンスが弱い
- 粗利益率低下
- Blackwell供給問題
- Rubinへの移行コスト
- AI投資への懸念
などが出た場合。
これは危険です。
現在のNVIDIAは市場への影響力が非常に大きく、決算後の株価変動も大きくなることが予想されています。
この場合、
64,500~65,800円
まで下落する可能性を考えます。
特に、
65,000円
は非常に重要です。
ここを明確に割ると、
64,500円 → 64,000円
という下方向への加速も考えます。
8月27日の重要価格
私なら、現時点ではこのように見ます。
| 価格 | 私の見方 |
|---|---|
| 68,000円 | 強烈な上昇時の最終ターゲット |
| 67,500円 | 強気相場の重要上限 |
| 67,000円 | 最大の攻防ライン |
| 66,500円 | 強気維持ライン |
| 66,000円 | 中心価格 |
| 65,500円 | 下落時の重要サポート |
| 65,000円 | 非常に重要な防衛ライン |
| 64,500円 | 65,000円割れ時の次のターゲット |
| 64,000円 | 弱気加速ポイント |
私なら「67,000円」を最重要ラインにします
今回の予測で一番重要なのは、
67,000円を日中に明確に突破して維持できるか
です。
67,000円突破+定着
なら、
67,500 → 68,000円
を狙う動き。
一方、
67,000円突破失敗
なら、
66,500 → 66,000 → 65,500円
への押し戻し。
というシナリオを考えます。
そして、私が最も警戒するパターン
実は、
「NVIDIA超好決算なのに日経が上がらない」
です。
これは非常に重要です。
NVIDIAが大幅上昇しても、
- 米長期金利上昇
- ドル円下落
- 米株先物の伸び悩み
- AI関連株の利益確定
- 日本株の高バリュエーション
- 8月18日高値からの調整継続
などが重なると、日経225は上値が重くなる可能性があります。
現在の米国市場ではAI投資への期待が強い一方、長期金利上昇が株式市場の重石になっています。
逆に「NVIDIA急落」なら
こちらはかなりシンプルです。
9:00
65,000円前後
↓
9:00~10:00
64,500円
↓
10:00~12:00
64,000円
↓
後場
63,800~64,500円
という展開まで考えます。
ただし、
65,000円近辺で強烈な買い戻し
が入る可能性もあります。
したがって、NVIDIAが悪かったからといって、日経を朝から無条件にショートするのも危険です。
私の最終予想
現時点で、8月27日9:00~16:00について私ならこう置きます。
本命
方向:上
想定始値:66,400~66,900円
想定高値:67,200~67,600円
想定安値:65,700~66,100円
中心レンジ:65,800~67,200円
最大想定レンジ:65,500~67,500円
そして、
最終的には66,500~67,000円付近で引ける
というのが、現時点での私の本命です。
デイトレードとして最も狙いたい方向
ここはかなり重要です。
私なら現時点では、
「押し目買い」>「戻り売り」
と判断します。
ただし、条件があります。
66,000円台を維持していること。
そして、
66,500円を回復・維持
↓
67,000円突破
となれば、ロング側が一気に優勢になると考えます。
逆に、
65,500円割れ
となれば、この強気シナリオをいったん撤回します。
さらに、
65,000円割れ
なら、
8月27日は「押し目買い」ではなく「戻り売り」を優先
します。
私の現在の確率配分
上昇:55%
レンジ・乱高下:30%
下落:15%
です。
そして最も重要なのは、8月26日米国市場引け後のNVIDIA決算そのものより、「Q3売上高ガイダンス」が1,000億ドルを超えるかどうかです。
現在のQ3市場コンセンサスは約1,031億ドルとされています。
したがって、もしNVIDIAが、
Q2売上高940億ドル前後
+
Q3ガイダンス1,030~1,050億ドル
まで出してきた場合、私は上記予測をさらに強気に修正し、
8月27日日経225先物の上値ターゲットを68,000~68,500円
まで引き上げます。
逆にQ3ガイダンスが1,000億ドルを明確に下回るなら、65,000円割れの確率を大幅に引き上げます。
つまり8月27日は、「NVIDIAの決算数字」ではなく「NVIDIAが市場の期待をどこまで上回るか」が日経225先物の値幅を決める日になると私は見ています。

