2026年8月28日(金)20時23分【Nikkei225 オプション建玉 デイリーウォッチ】

2026年8月28日(金)20時23分【Nikkei225 オプション建玉 デイリーウォッチ】

今回の分析では、添付されたJPXの日通しデータ、建玉残高、別紙1・別紙2のオプション建玉、さらに添付チャートの15分足・1時間足・4時間足・日足を統合して判断します。

現在のチャート価格はおよそ66,602円です。

結論から先に申し上げると、現在の日経225は「大局的な上昇トレンドの中で、6万6,000円台を中心に次の方向を探っている局面」です。

特に重要なのは、66,750~66,800円付近です。

ここには4時間足の61.8%戻しが66,781円、15分足の23.6%戻しが約66,777円、さらに9月限ミニオプションの66,750円コール建玉1,411枚があります。

つまり、66,750~66,800円は、テクニカルとオプションの両方が重なる非常に重要な価格帯です。

ここを明確に上抜けるかどうかによって、次の値動きがかなり変わってくると考えます。

日通しのJPX市場データ

8月28日の日経225先物は、日通しで26,860枚の取引となっています。日経225miniは486,192枚と非常に大きく、先物市場全体としてかなり活発な一日でした。

オプションについても、日経225オプションは44,532枚、日経225ミニオプションは32,282枚となっており、オプション市場も相当に活発です。

商品 日通し取引高 J-NET J-NET比率
日経225先物 26,860 7,542 約28.1%
日経225mini 486,192 60,053 約12.3%
日経225オプション 44,532 29,385 約66.0%
日経225ミニオプション 32,282 1,540 約4.8%

特に注目すべきなのは、日経225オプションの日通し44,532枚に対して、J-NETが29,385枚、約66%を占めている点です。

これは、単純な個人投資家中心の売買というより、大口の組み合わせ取引やヘッジを含むオプションポジション調整がかなり入っている可能性を示しています。

ただし、建玉残高の増減だけから「コールを買った」「コールを売った」と断定することはできません。

したがって、以下では「建玉が増えた=必ず強気」という解釈はせず、価格・出来高・テクニカルとの一致を重視します。

オプション建玉サマリー

日経225標準オプションでは、9月限、10月限、11月限が中心です。

限月 プット建玉 コール建玉 合計建玉 P/C比率 当日建玉増減
2026年9月限 146,206 82,351 228,557 1.78 +1,387
2026年10月限 43,141 19,481 62,622 2.21 +4,427
2026年11月限 20,378 9,063 29,441 2.25 +2,720

9月限の建玉が圧倒的に大きく、直近の値動きに対する影響を考える場合は、まず9月限を見るべきです。

一方、10月限では当日の建玉増加が4,427枚と9月限より大きく、しかもコール側の増加が2,941枚となっています。

これは中期的な上方向へのヘッジ需要が入っている可能性もありますが、コール売りの増加でも同じような数字になりますので、単純に「強気」とは判断できません。

ただし、10月限の69,000円コールに2,855枚、72,000円コールに1,668枚、75,000円コールに1,506枚という建玉が存在するため、69,000円以上が中期的な重要価格帯になっていることは明確です。

9月限の主要建玉集中

現在価格66,602円を中心に見た場合、9月限の建玉はかなり特徴的です。

権利行使価格 プット建玉 コール建玉 合計 当日増減
65,000 4,034 5,381 9,415 −76
66,000 2,333 1,786 4,119 +70
66,500 2,014 1,970 3,984 −173
66,750 152 1,411 1,563 +201
67,000 2,335 2,288 4,623 −624
67,500 553 1,747 2,300 +122
68,000 2,137 3,315 5,452 +286
69,000 1,122 1,794 2,916 +41
70,000 1,483 3,917 5,400 +108
72,000 0 2,316 2,316 −81

この表から非常に重要な変化が見えます。

67,000円の建玉が、プットで−300枚、コールで−324枚、合計−624枚と大きく減少しています。

その一方で66,750円コールが+201枚、68,000円コールが+297枚増えています。

つまり、今日の建玉変化だけを見ると、67,000円という一点に集中していたポジションが、66,750円と68,000円へ分散・再配置されたような形になっています。

これは非常に興味深い動きです。

現在価格66,602円なので、66,750円を超えれば、次に68,000円へ向かう余地が生じます。

逆に66,000円を割ると、66,000円の4,119枚、65,000円の9,415枚という巨大な建玉帯が下側に存在します。

日経225ミニオプションから見た短期的な市場意識

ミニオプションでは9月3日限が現在の短期市場を見るうえで重要です。

9月3日限では、プット側で65,000円に830枚、65,500円に699枚、64,000円に631枚があります。

一方、コール側では67,500円に746枚、69,000円に711枚、67,125円に484枚、70,000円に430枚、70,500円に413枚となっています。

つまり9月3日限だけを見ると、おおむね65,000円から70,000円の範囲が意識されています。

さらに9月10日限になると構造がもっと明確です。

68,750円にプット1,461枚、コール1,765枚、合計3,226枚という非常に大きな集中があります。

69,000円にも合計2,120枚があります。

したがって、今後上昇した場合、68,750~69,000円はかなり強く意識される価格帯になる可能性があります。

チャート分析

15分足

15分足では、8月26日夜の急騰後に大きく上下しながらも、65,900円前後を底として徐々に切り上げています。

現在は66,600円前後で推移しており、短期移動平均線は中期移動平均線の上側に位置し、さらに長期移動平均線も上向きに傾き始めています。

したがって、15分足だけを見ると短期的には上方向が優勢です。

ただし、MACDはプラス圏にあるものの、直近ではヒストグラムが縮小しており、上昇モメンタムは一服しています。

ストキャスティクスも一度売られ過ぎから大きく反発した後、現在は60~70付近まで戻しており、再び上昇余地を残す一方、短期的な押し戻しも入りやすい位置です。

画像上の直近波動で67,440円を高値、64,630円を安値としてフィボナッチを当てると、23.6%戻しが約66,777円、38.2%が約66,367円、50%が約66,035円、61.8%が約65,703円となります。

ここが非常に重要です。

現在価格66,602円は、66,367円より上、66,777円より下です。

つまり、現在は「15分足フィボナッチ23.6%の突破を試している場所」です。

さらに66,777円は、4時間足61.8%戻しの66,781円とほぼ完全に一致します。

ここに9月限コール66,750円の建玉1,411枚が重なります。

したがって、66,750~66,800円は今回の分析で最重要の短期突破ラインです。

1時間足

1時間足では、6月から7月にかけての大幅な下落を8月に入ってから徐々に取り戻しています。

一方で、68,000円台後半まで戻した後に急落し、現在は66,000円台で揉み合っています。

したがって、1時間足は「下降トレンドから上昇トレンドへ完全転換した」とまでは言えず、「大きな下落後の戻り局面」と判断するのが適切です。

1時間足の重要なフィボナッチは23.6%が68,240円、38.2%が64,826円です。

現在価格66,602円は、その中間にあります。

MACDはゼロライン付近まで回復しており、ヒストグラムも悪化から改善方向です。

ストキャスティクスも20付近から反発して50前後まで戻しています。

したがって、1時間足は弱気ではありません。

ただし68,240円を超えない限り、上位時間軸では「戻り」の範囲にとどまります。

逆に64,826円を割ると、8月後半の上昇構造そのものが崩れやすくなります。

1時間足では66,000~67,000円の攻防が非常に重要です。

4時間足

4時間足が今回最も重要です。

4時間足では、73,758円近辺の高値から大きく下落し、63,000円台後半まで調整した後、再び66,000円台へ戻しています。

現在の4時間足は、短期移動平均線が中期線を上回り始め、長期線も下落から横ばいへ移行しています。

つまり、下落の勢いは明確に弱まっています。

MACDも大きなマイナス圏からゼロ付近まで回復しています。

ストキャスティクスは40台で、まだ過熱状態ではありません。

そのため、4時間足だけを見れば、上方向へもう一段戻す余地があります。

しかし、最大の問題が66,781円です。

これは4時間足の61.8%戻しです。

現在66,602円なので、わずか179円下にあります。

ここを突破すれば、次は68,113円の50%戻し、さらに69,445円の38.2%戻しがターゲットになります。

つまり、

66,781円突破
↓
68,113円
↓
68,240円
↓
69,445円

という非常に明確な上昇ルートが形成されます。

そしてこの価格帯にはオプション建玉が重なっています。

68,000円には9月限で5,452枚、69,000円には2,916枚、70,000円には5,400枚あります。

したがって、66,781円を突破した場合、単なるチャート上の戻りではなく、オプション市場が意識する68,000~70,000円ゾーンへ向かう動きになりやすいと考えます。

日足

日足では評価がさらに変わります。

日足は2025年3月の安値30,373円付近から、2026年6月の73,758円付近まで非常に大きな上昇トレンドを形成しています。

現在は73,758円からの調整局面ですが、23.6%戻しの63,519円を明確に上回っています。

日足フィボナッチでは11.8%が68,639円、23.6%が63,519円です。

現在66,602円は、その中間に位置しています。

したがって、日足レベルでは「上昇トレンドが壊れた」とは全く言えません。

むしろ、長期上昇トレンドの中での中間調整と考えることができます。

日足MACDは高値圏から大きく低下したものの、現在は下げ止まりに近づいています。

ストキャスティクスも一度かなり下落した後に反発しており、長期的な過熱感はかなり解消されています。

日足で最も重要なのは68,639円です。

ここを回復できれば、73,758円の史上最高値方向への再上昇シナリオが現実味を増します。

逆に63,519円を割り込むと、日足の上昇トレンドそのものに対する警戒が必要になります。

フィボナッチとオプション建玉の統合分析

ここが今回の分析の核心です。

時間軸 フィボナッチ 水準 近接する重要ストライク 建玉 意味
15分足 23.6% 66,777 66,750 1,563 最重要短期突破帯
15分足 38.2% 66,367 66,500 3,984 短期押し目・攻防帯
15分足 50% 66,035 66,000 4,119 重要な下値攻防帯
4時間足 61.8% 66,781 66,750 1,563 上昇再開の分岐点
4時間足 50% 68,113 68,000 5,452 上値の主要集中帯
4時間足 38.2% 69,445 69,000~70,000 2,916~5,400 強い上値集中帯
日足 11.8% 68,639 69,000 2,916 日足の戻り確認ライン
日足 23.6% 63,519 63,500~64,000 703~4,929 中長期の重要支持帯

この一致関係を見ると、かなり面白い構造になっています。

66,750~66,800円は、15分足23.6%、4時間足61.8%、9月限66,750円コールが集中しています。

つまり、現在価格66,602円のすぐ上に「三重の抵抗・分岐点」が存在します。

ここを突破できるかどうかが、今回の最重要ポイントです。

市場が意識している具体的価格帯

今回のデータから抽出できる重要価格帯を、実戦的な順番で整理すると次のようになります。

66,000~66,500円

現在価格のすぐ下に存在する第一の防衛帯です。

66,000円には9月限でプット2,333枚、コール1,786枚、合計4,119枚があります。

15分足50%戻しも約66,035円です。

したがって66,000円は、単なるオプション価格ではなく、テクニカル上も意味があります。

66,750~67,000円

今回最重要の分岐帯です。

66,750円は4時間足61.8%戻しとほぼ一致し、9月限コール1,411枚があります。

一方67,000円にはプット2,335枚、コール2,288枚、合計4,623枚があります。

ただし、67,000円では当日−624枚という大きな建玉減少が起きています。

このため、67,000円は以前よりも「固定された壁」ではなくなっている可能性があります。

68,000~68,250円

ここは上昇した場合の第一の本命ターゲットです。

4時間足50%戻しが68,113円、1時間足23.6%戻しが68,240円です。

さらに9月限68,000円には5,452枚もの建玉があります。

しかも本日+286枚です。

したがって、66,800円を突破した場合には、68,000円までの上昇がかなり意識されやすい構造です。

68,750~69,000円

ここは次の非常に重要な上値帯です。

9月限69,000円には2,916枚、10月限69,000円には3,066枚、11月限69,000円には2,388枚あります。

さらにミニオプション9月10日限では68,750円に3,226枚、69,000円に2,120枚があります。

つまり、69,000円は限月をまたいで非常に強く意識されています。

69,000~70,000円

日足11.8%戻しが68,639円なので、69,000円付近まで上昇すると日足でも重要な戻り局面に入ります。

さらに9月限70,000円には5,400枚という巨大な建玉があります。

そのため、69,000~70,000円は今回の上昇シナリオにおける最大級の上値抵抗帯と考えます。

65,000円

下側では65,000円が極めて重要です。

9月限合計9,415枚で、今回確認した価格帯の中でも最大級です。

65,000円を割らない限り、現在の中期的な上昇構造は比較的維持されやすいと考えます。

64,000円前後

9月限64,000円には4,929枚あります。

さらに日足23.6%戻しが63,519円です。

したがって、64,000円前後は中期的な下値支持帯として非常に重要です。

63,500円を明確に割り込むと、単なる短期調整ではなく、日足レベルのトレンド転換を警戒する必要が出てきます。

建玉データから見た今後の値動き

建玉だけを見ると、9月限はプット146,206枚、コール82,351枚で、プットがかなり多い状態です。

ただし、これは単純に「下落を予想している」という意味ではありません。

オプションの売り建玉が多い場合には、むしろ相場の下値が限定されることもあります。

そのため、重要なのは「どの価格に建玉が集中しているか」です。

その観点では、65,000円、66,000円、67,000円、68,000円、70,000円に大きな建玉があります。

これは現在価格66,602円を中心に、かなり広い範囲でポジションが形成されていることを示します。

特に65,000~70,000円の範囲には巨大な建玉が存在するため、SQまでの期間においてはこの範囲が市場の大きな意識帯になる可能性があります。

アップシナリオ

現在最も注目したいのはこちらです。

まず66,750~66,800円を明確に上抜けることが第一条件です。

ここを5分足や15分足で一瞬抜くだけではなく、15分足終値、できれば1時間足で上に定着できれば、状況がかなり変わります。

66,800円を突破すると、4時間足61.8%戻しを回復したことになります。

同時に15分足23.6%戻しも上抜けます。

その場合、次の目標は67,000円です。

67,000円には4,623枚の建玉がありますが、本日−624枚と大きく減少しています。

この建玉減少が意味するところは重要です。

67,000円にあったポジションが解消されているのであれば、67,000円を突破した際に以前より価格が走りやすくなる可能性があります。

67,000円を明確に突破すると、次は67,500円、そして68,000円です。

67,500円にはコール1,747枚、68,000円には合計5,452枚があります。

特に68,000円は4時間足50%戻し68,113円と重なります。

ここを突破すると、次は68,240円の1時間足23.6%戻しです。

68,240円まで突破できれば、単なる短期リバウンドではなく、4時間足レベルの戻り上昇がかなり強くなります。

その場合、68,750~69,000円が次のターゲットです。

ミニオプション9月10日限の68,750円、69,000円への建玉集中を考えると、このゾーンでは一度かなり激しい攻防になる可能性があります。

さらに69,000円を突破すると、69,445円の4時間足38.2%戻し、さらに70,000円が視野に入ります。

70,000円には9月限コール3,917枚があり、プットも1,483枚あります。

したがって70,000円は非常に大きな攻防地点になります。

70,000円まで突破して定着できるなら、次は72,000円、最終的には73,758円の高値再試行というシナリオになります。

この場合の流れは、

66,750~66,800円突破
↓
67,000円
↓
67,500円
↓
68,000~68,250円
↓
68,750~69,000円
↓
69,445円
↓
70,000円
↓
72,000円
↓
73,758円

となります。

特に66,800円、68,000円、69,000円、70,000円の4段階を突破できるかが重要です。

ダウンシナリオ

下落の場合、最初に見るべきなのは66,300~66,000円です。

15分足38.2%戻しが約66,367円、50%戻しが約66,035円です。

さらに66,500円には合計3,984枚、66,000円には4,119枚の建玉があります。

したがって66,000円まではかなり強い攻防になる可能性があります。

もし66,000円を割れても、すぐに弱気転換と判断する必要はありません。

65,750円、65,500円、65,000円に下値の建玉が存在するからです。

特に65,000円には9,415枚という非常に大きな建玉があります。

したがって65,000円は、下落シナリオにおける最大の重要ラインです。

65,000円で反発すれば、「66,000円を割っただけの押し目」と判断できます。

逆に65,000円を明確に割り込み、さらに64,000円方向へ下落する場合は状況が悪化します。

64,000円には9月限で4,929枚あります。

そして日足23.6%戻しは63,519円です。

したがって、

66,000円割れ
↓
65,500円
↓
65,000円
↓
64,000円
↓
63,500円

という順番で下値を確認することになります。

63,500円を明確に割り込むと、日足の23.6%戻しを下抜くことになります。

ここまで来ると、単なる短期的な調整ではなく、73,758円からの下降波動が再び強くなる可能性が高まります。

さらに61,000~60,000円方向まで下落すると、9月限60,000円プット9,640枚という非常に大きな建玉が存在します。

したがって、極端な下落シナリオでは60,000円も巨大な市場意識価格になります。

レンジシナリオ

現時点で最も自然なのは、実はこのレンジシナリオです。

66,000~68,000円を中心とした揉み合いです。

現在の66,602円は、15分足では23.6%戻し直下、4時間足では61.8%戻し直下です。

つまり、上にも下にも動けるちょうど中間地点です。

しかもオプション建玉を見ると、

66,000円
66,500円
66,750円
67,000円
67,500円
68,000円

に連続して大きな建玉が存在します。

このため、66,000~68,000円の中では値動きが何度も反転する可能性があります。

特に66,300~66,500円で下げ止まり、66,750~67,000円で上値を抑えられる展開になると、典型的なオプション主導のレンジ相場になりやすいです。

この場合、現在価格66,602円はレンジのほぼ中央なので、方向感が出るまで非常にダマシの多い値動きになる可能性があります。

そしてレンジ上限を抜ければアップシナリオ、レンジ下限を割ればダウンシナリオへ移行します。

今回の総合判断

現時点で私が最も重視する価格は66,750~66,800円です。

理由は単純なテクニカルだけではありません。

15分足23.6%戻しが約66,777円。

4時間足61.8%戻しが66,781円。

9月限ミニオプション66,750円コールが1,411枚。

この3つがほぼ同じ場所に集中しています。

これはかなり強い一致です。

したがって、66,750~66,800円を突破できるかどうかを、今後の最重要シグナルとして見るべきです。

突破できれば、68,000~68,250円が第一ターゲット。

その次が68,750~69,000円。

さらに69,445~70,000円が大きな上値ゾーンになります。

反対に66,000円を割れば、65,000円が第一の大きな下値確認ポイントです。

65,000円を維持できれば、まだレンジまたは押し目の範囲です。

65,000円を明確に割り、64,000円、63,500円まで崩れると、日足レベルでも警戒が必要になります。

現時点のシナリオ評価

これは建玉・テクニカルを統合した私の主観的な確率評価です。

シナリオ 現時点の評価 重要条件 想定レンジ
アップ やや優勢 66,750~66,800円突破 68,000~70,000円、さらに上なら72,000円
ダウン 現時点では劣勢 66,000円割れ、65,000円割れ 65,000~63,500円
レンジ 最も発生しやすい 66,000~67,000円で方向感なし 66,000~68,000円

私の見方としては、現在は「強烈な上昇シグナルが出ている」という段階ではありません。

しかし、「下落トレンドが再開している」と判断する状況でもありません。

むしろ、4時間足の下落がかなり落ち着き、15分足・1時間足で上向きの動きが形成され、その上で66,750~66,800円という重要な分岐点を試している段階です。

したがって、現時点では「レンジを基本としながら、66,800円突破で上方向へシフトする」という見方が最も合理的です。

特に注目すべきなのは、今日67,000円の建玉が合計624枚減少した一方で、66,750円コールと68,000円コールが増加していることです。

これを単純な強気と断定することはできませんが、少なくとも現在の市場では「67,000円一点を中心としたポジション構造」から、「66,750~68,000円へポジションの重心が移動している」可能性があります。

そのため、次の方向を判断するなら、まず66,750~66,800円の突破、その次に68,000円突破を見るのが最も重要です。

逆に66,000円を割り、65,000円まで下落するようなら、今回の上昇再開シナリオはいったん撤回して、64,000~63,500円の防衛力を確認する局面に切り替えるべきです。

総合すると、現在の相場は「上昇トレンドの中の重要な戻り確認局面」であり、66,800円が上抜けのスイッチ、66,000円が短期的な下落スイッチ、65,000円が中期的な下落判定ライン、68,000~70,000円が上昇した場合の最大の攻防帯、という構造になっています。