南鳥島のレアアース(希土類)開発を巡っては、日米両政府が共同出資し、海底5,000メートル超の深海から資源を確保するための連携を強化しています。 [1, 2]
2026年3月現在、以下の進展が報告されています。
日米連携の最新動向
- 共同出資の合意: 日米両政府は、南鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)におけるレアアース泥の開発事業に共同出資する方針を固めました。
- 脱・中国依存: 中国がレアアースの供給網で高いシェアを握る中、経済安全保障の観点から、日米欧が連携して代替供給網の構築を急いでいます。
- 首脳会談の議題: 高市首相は日米首脳会談において、次世代ミサイル防衛への参画とともに、南鳥島でのレアアース連携についても表明する見通しです。 [2, 3, 4, 5]
開発の現状と計画
- 世界初の試掘成功: 2026年2月、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の探査船「ちきゅう」が、水深約6,000メートルの海底からレアアースを含む泥の引き揚げに世界で初めて成功しました。
- 埋蔵量: 南鳥島沖には約1,600万トンのレアアースが眠っていると推定され、これは世界第3位の規模に相当します。
- 今後の予定: 内閣府などは2027年までに現地に処理施設を設置し、本格的な採鉱実証を行う計画です。 [6, 7, 8, 9, 10, 11]
関連企業・銘柄
このプロジェクトには、海洋技術やプラントに強みを持つ日本企業が深く関わっています。 [12, 13]
- 三井海洋開発 (6269): 揚泥・海洋技術の主要な役割。
- 東亜建設工業 (1885): 海底の泥を分解する解泥技術を担当。
- 三洋貿易 (3176): 採鉱機や水中ドローン(ROV)関連。
- 石油資源開発 (1662): 資源開発の知見。 [12, 13, 14]
[7] https://scienceportal.jst.go.jp
[11] https://gendai.media
[12] https://kabu.com
[13] https://kabukiso.com
[14] https://kabukiso.com
日米両政府が、南鳥島(東京都小笠原村)沖の海底に存在するレアアース(希土類)の確保に向け、共同出資による開発事業を検討していることが分かった。19日に予定する日米首脳会談で議題になる可能性がある。双方が資金を出し、日本側が採掘や加工を担う案が浮上している。資源開発で連携強化を図り、輸出制限など経済的威圧を強める中国からの依存脱却を進める考えだ。複数の日米関係筋が13日、明らかにした。
中国がレアアースの世界シェアの大半を占める中、日米両国にとってサプライチェーン(供給網)の多角化は喫緊の課題となっている。南鳥島沖での開発事業を皮切りに、協力を拡大させる方針だ。
日米関係筋によると、海底からの採掘や加工の技術は日本に優位性があるとして、米国への資金面での協力を要請する形を想定する。
海洋研究開発機構は今年2月2日、地球深部探査船「ちきゅう」が南鳥島沖の水深約5600メートルの海底から、レアアースを含んだ泥の採取に成功したと発表した。今後、精製試験などを重ね、2028年3月までに経済性評価を行う予定だ。

